東洋医学

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    2024.5.10 鍼灸治療症例

    【ミルちゃんの鍼灸タイム】     百会灸で脳健髄鍼灸とマッサージでリラックス終わった後にはみんな大好きマコモクッキー!     「クッキー美味しいね!」   てんかん(癲癇)は、 脳の異常な興奮が身体のけいれんや意識障害などの症状を 引き起こしてしまう疾患で若い子からシニアの子までみられる疾患です 西洋医学では発作を抑える内服薬による治療がメインであり、 まだ解明されていない点も多くあります   東洋医学では心肝の気と脾に関連していると考えます 季節的には肝気が高ぶる春先に多くみられる傾向があり、気圧変化との関連性も重要でこれからの気圧差の激しい時期は要注意です 鍼灸治療や体質に合った食事管理・漢方薬で薬の量を抑えたり、発作の頻度を減らす事も出来ます     「補腎!は大事!!」 病気があっても快適なシニアライフを送れるように 東洋医学も治療に取り入れてみませんか?   気になる症状があればお気軽にご相談下さい       鍼灸治療は完全予約制で平日のお昼(12時〜15時)に行っています日程はご相談下さい  

    2024.05.10

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    2024.5.7 梅雨〜夏の薬膳①

    【梅雨〜夏の薬膳①】 暦の上では5/5立夏(りっか)から夏になります(立秋まで)     梅雨から夏は湿度も温度も急上昇!湿(ジメジメ)は体にとって【湿邪しつじゃ】となり悪影響を及ぼします(外邪のひとつ) 梅雨の長雨、更に海の近くは湿度高めです(すでに病院は除湿機稼働中)     【湿邪の特徴】 ・陽気を傷つけ、気の流れを阻害することで →冷えやめまい、食欲不振を引き起こす ・重濁性がある →体の重だるい感じ、浮腫、皮膚炎の悪化などを  引き起こす ・粘滞性がある  →下痢や皮膚炎などの慢性化・長期化がみられる     【梅雨〜夏の食養生】補益健脾作用のあるもの(米、とうもろこし、長芋、じゃがいも、かぼちゃ)     利湿去湿作用のあるもの(はと麦、冬瓜、とうもろこしのヒゲ、小豆、セロリ、きゅうり、緑豆、豆腐)       《おすすめの食材は一例です身体に合うものをローテーションしながらトッピングご飯を楽しんで下さいね》   次は具体的におすすめの食材をあげていきますよー   オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね      

    2024.05.07

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    2024.4.14 春の薬膳④

              《おすすめの食材は一例です 身体に合うものをローテーションしながら トッピングご飯を楽しんで下さいね》   【春キャベツ】はこんな子にオススメ・お腹の調子が悪い(食欲不振・消化不良)・気の巡りが悪い、むくんでいる・元気がない         キャベツはトッピングや手作りご飯に使いやすい食材の1つで使われている方も多いのではないでしょうか? 春キャベツは他の季節のものと比べると柔らかく甘みもあり水分量も多く栄養素も高くなっています  旬の素材はその時期の体調を整えるのにも効果的です       身体にいいとされる食材でも「そればっかり」だとその食材のメリットが充分に活かせないことも。調理法にも注意して上手にルーティンして旬の素材を取り入れていきましょう!       【ムーの薬膳トッピングご飯】春にちなんだミモザ風サラダ風トッピング 卵・はと麦・春キャベツ・亜麻仁油   オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね!        

    2024.04.14

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    2024.4.9 牛車腎気丸

    獣医領域でよく使用する漢方薬シリーズ   『牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)』     腰や下肢の脱力・冷え・しびれ排尿障害などの症状を改善する漢方薬   【組成生薬】 地黄・山薬・山茱萸・沢瀉・茯苓・牡丹皮・桂皮・附子・牛膝・車前子       【こんな症例に使用します】・腰痛・下肢痛・しびれや脱力感・排尿困難・頻尿・むくみ  など   (人では)前立腺肥大症に対する頻尿に高い治療効果が認められていますまた、糖尿病性神経障害や抗がん剤の副作用に対しても有用性のエビデンスが集積されています     漢方薬はその子の体質に合うものを服用することが大切です他の漢方薬やサプリと併用する場合は(中)獣医師にご相談下さい   ★漢方相談も承っています(副院長の奈須のみ)漢方薬に在庫がない場合は取り寄せになるので お時間を頂くこともありますご了承下さい      

    2024.04.09

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    2024.2.6 獣医療でよく使用する漢方薬 六君子湯

      『六君子湯』       上部消化管の運動を改善し胃の不快感や痛み、嘔吐、食欲不振などの症状を改善する漢方薬   【組成生薬】 人参・蒼朮・茯苓・甘草・大棗・生姜半夏・陳皮     【こんな症例に使用します】・食欲不振・冷えによる胃腸障害・吐き気・抗がん剤の副作用軽減・気管虚脱 など 胃腸障害以外にも気を補って気逆を防ぎ下に流す作用があるのでシニアの咳や気管虚脱にも処方します   (人では)機能性ディスペプシアの治療薬としてガイドラインに掲載されていたり抗がん剤の副作用軽減にも処方されています             消化器症状に関する漢方薬は沢山あるのでその子の体質にあったお薬を服用しましょう   ★漢方相談も承っています(副院長の奈須のみ)漢方薬に在庫がない場合は取り寄せになるのでお時間を頂くこともありますご了承下さい   ★鍼灸治療は 平日のお昼時間12時〜 完全予約制です 電話または受付にてご予約をお願いしています   当院の患者様でない方に対しての 漢方薬のみの処方 マコモクッキーやマコラージェ、ULTIMOなど 獣医中医薬学院監修のサプリメントやおやつの販売・発送はしていません (今後もする予定はありません) ご了承下さい        

    2024.02.06

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    2024.2.2 鍼灸治療症例

    【Babyちゃんの鍼灸タイム】       以前は慢性的な下痢で長期間、抗生物質や下痢止めを服用していましたが身体に合う漢方薬をはじめて抗生物質と下痢止めをやめることが出来ました 東洋医学ではお腹の不調は脾胃の弱り 脾は気血水(身体を構成する物質)の製造場所なので全ての不調に繋がると考えます     ここ最近、下痢をはじめとする胃腸系の不調を訴える子が増えています ・ご飯やおやつの食べ過ぎ・ストレス・冷え・季節の変わり目や気圧の変化による体調の変化・他の疾患に起因する下痢など 原因は様々ですが 急性、慢性の胃腸疾患においても 漢方薬(薬膳)による体質改善+鍼灸治療により 自己治癒力・免疫力を向上させ普段飲んでいるお薬を減らしたり症状を改善する事が期待できます 季節の変わり目は身体のバランスが崩れやすいので東洋医学で整えてあげるのがおすすめです   気になる症状があればご相談下さい       鍼灸治療は完全予約制で平日のお昼(12時〜15時)に行っています      

    2024.02.02

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    2024.2.1 おうちケア お灸にチャレンジ②

    【おうちケア お灸にチャレンジ②】       ・お家でやってみよう!棒灸         棒灸そのままでも使用出来ますが棒灸ホルダーと赤いタオル(手ぬぐい)があると便利! ホルダーを使えばでマッサージ効果もあるし、火傷の心配も減ります     お灸の匂いと温熱効果により副交感神経が亢進しリラックス効果も得られます (勿論飼主さんも) お家で煙や匂いが気になる場合は無煙灸(炭化した艾を使用)もありますよ     ・お家でやってみよう!小竹さん       私の通っている学校オススメの小竹式温灸器、小竹さん小さいので細かい場所やお腹を温めやすく使いやすい!大きな大竹さんもあります!!       お灸は焦ってしなきゃ〜とするのではなくゆっくりおうちの子と向き合える時間がある時にのんびりやるのがおすすめですその子の、飼主さんのペースで大丈夫 詳しい使い方、その子に合わせた温め方は鍼灸治療でもお伝えしています 春に備えて補腎・温活を一緒にしていきましょう   鍼灸治療は完全予約制で平日のお昼(12時〜15時)に行っています日程はご相談下さい    

    2024.02.01

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    2023.11.26 鍼灸治療症例 (メルちゃん)

    【メルちゃんの鍼灸タイム】     鍼灸を始めてからとっても調子が良い!メルちゃん 大きな手術をしたり(シニアに限らず)持病がある子は西洋医学にプラスして東洋医学で補ってあげる事が持病や体調の管理生活の質(QOL)を高めてあげるためにも大切です 【鍼で巡りを良くして、お灸で補ってあげる】 漢方や薬膳を一緒にする事でより効果があがります           自分で歩きたいけど足腰が弱って踏ん張りが効きにくい子は爪にはめるタイプの滑り止めをおすすめしています(爪についている青いゴム)   足腰の筋肉を落とさない為には自分で立って歩くことがなによりも大切です歩けなくなる前の早めの着用をオススメしています   メルちゃんの鍼灸を始めてから飼い主さんもお灸の良さを実感されご自分もお家でされるようになられて凄く良い!とお話してくださいます これからの季節は飼い主さんも一緒に温活するといいですね!       最後の写真は施術中のメルちゃんのクレートに そっと居座っていたムー     鍼灸治療は完全予約制で平日のお昼(12時〜15時)に行っています日程はご相談下さい    

    2023.11.26

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    2023.11.20 冬の薬膳②

    【冬の薬膳①】     冬の養生法は暖かくして無理をしすぎずに身体を労り養うこと         ☆秋〜冬にオススメの食材     【蓮根】はこんな子にオススメ 咳が出る、炎症がある胃腸機能を整えたい乾燥が気になる(便秘・皮膚の乾燥)       生で食べると寒性、加熱後は温性になる食材ですお腹の冷えが気になる子はすり下ろしてスープにすると消化にも◯     デンプン質が多いので食べ過ぎるとカロリー過多に!   【アーモンドミルク】はこんな子にオススメ       乾燥が気になる、咳が出る疲れやすい、食欲不振補腎をしたい、シニアの子       牛乳や豆乳と比較してカロリーやコレステロール・糖質が低いのが特徴低アレルギーでもあります オレイン酸などの不飽和脂肪酸も多く抗酸化活性をもつビタミンEも豊富です 身体に良い油が豊富なので第三のミルクとして注目度が高いアーモンドミルクです フードにかけたり、スープにしたり牛乳代わりに手作り食に使用出来ます       オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね!      

    2023.11.20

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    2023.11.18 補腎をはじめましょう

    【おうちケア 補腎をはじめよう】              東洋医学の「腎」とは泌尿器としてだけでなく成長・発育・生殖・老化に関わる生命活動の根源・命の土台 として大切な役割を担っています   腎には精気が蓄えられていて先天の精(生まれつきのもの)後天の精(脾胃で作り出されるもの)があります       腎が弱ると? 腎精の不足は疲労感・老化(に伴う諸症状)・痴呆 など さらに詳しくみていくと……腎陽の不足として寒がり、四肢の冷え、多尿、夜尿、浮腫、舌色が薄い  腎陰の不足として腰膝のだるさ・痛み、脱水、舌色が赤い    など 人でも若い頃は感じなかったけど年々気になっている……という症状ではないでしょうか? 腎が弱る原因は様々ですが若い頃から腎が弱い子もよく診ます 先天性の疾患がある子(骨の疾患や奇形など)虚弱な子(胃腸機能が安定しない)など生まれつき怖がりさんや神経質な子も腎の弱い子が多いです       養生法で大切なのはまず冷やさない!!&あたためること(身体の中と外から) シニアの子、お腹が冷えやすい子、腰が痛い子は腹巻きをしてみましょう(夜寝ている時だけでもOK) 暖かくしているつもりでも腰回りは冷えてしまうお洋服が多いです           補腎におすすめのツボは腎兪&命門 今後色んなツボをご紹介予定です        簡単な温活法として腹巻きとあずきカイロはすぐにでも始められますよ    やってみたよー!もっとこんな事知りたいなー!というご意見・感想お待ちしています   鍼灸診療は平日のお昼に完全予約制で行っております お電話または直接お問い合わせ下さい   副院長 奈須  

    2023.11.18

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