2023.12.21 冬の薬膳④
【冬の薬膳④】 腎は寒さ(寒邪)の影響を受けやすい! 冬の養生法は暖かくして無理をしすぎずに身体を労り養うことです あったかくして美味しいもので食養生しましょう 冬にオススメの食材 【黒きくらげ】はこんな子にオススメ 血行促進、瘀血を改善したい肺を潤して咳を止めたい便秘解消したい解毒したい、癌の予防をしたい補腎したい! きのこ類に属する木耳(きくらげ)は一般的に黒木耳を指し白木耳とは別物です(詳しくは秋の薬膳で) ビタミンDや不溶性食物繊維、鉄分、ビオチン含有が特徴 乾燥木耳は水で戻したものを加熱して細かく刻んであげましょう(生食はNGです) 飼い主さんもわんこにゃんこもスープの具材にするのがオススメです 一緒に補腎をしましょう オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね! ムーの薬膳トッピングご飯 【黒キクラゲ・卵・かぼちゃ・薬膳出汁】 出汁で黒キクラゲとかぼちゃのスープを作って ストックしておくと楽ちんです!
2023.12.22
2023.12.16 東洋医学セミナーを開催しました
【冬の養生セミナー開催しました】 先日、初めての試み東洋医学セミナー(冬の養生)を当院にて開催しました これも話したい、あれも話したい……となって内容を入れ過ぎてしまいました ムーも棒灸や小竹さんの使用デモを頑張ってくれました (ただ寝ていただけ?) 薬膳茶として今回は 黒豆茶(枸杞子+棗)をお出ししました ご要望があればまたセミナー等で皆さんに東洋医学の良さをオススメしたいと思っています(こんな事やってほしいなどリクエストもお持ちしています) 東洋医学の良さは・お家で飼い主さんも一緒に出来る・未病の段階からケアが出来る・出来る所から簡単に始められるなどなど沢山! この冬は補腎・温活を一緒にしていきましょう 鍼灸治療は完全予約制で平日のお昼(12時〜15時)に行っています日程はご相談下さい
2023.12.19
2023.12.13 鍼灸治療症例(まるちゃん)
【まるちゃんの鍼灸タイム】 最初は緊張気味でしたが徐々に気持ち良くなってきて鼻水をポタポタ垂らしながらリラックスして治療を受けてくれたまるちゃん 『ここが悪い』というのではなく飼い主さんが気になる様子をお話して下さり 血液検査では異常は出ないけど症状が少しあるいわゆる『未病』の状態(体質でもあります)だったので鍼灸治療をおすすめしました 病気ではないけど体のバランスが崩れて負担がかかっている時は東洋医学の出番です 気になる様子があれば病気になる前にバランスを整えてあげたいですね 身体の冷えが気になるというご相談を受けることが多いですが下記の症状に当てはまる子多くないですか? (+寒さに弱い・冷えやすい) ・びくびくすることが多い(怖がり)・むくみやすい・腰や膝が弱い・歯が弱い・泌尿器トラブルになりやすい・舌が白っぽい・元々身体が弱い(虚弱)・眠りが浅い 当てはまる項目が多い子は東洋医学でいう腎が弱ってきている若しくは元々腎が弱いのかも! 寒さ(寒邪)は腎を弱らせます 年齢とともに腎は衰退していきます 消化機能が落ちても腎は弱ります 慢性疾患は腎を消耗します 冬は腎の季節!暖かくして無理をせず身体をいたわり次の春に向けて養う季節です 〈あたちも腹巻きし始めたの!〉 補腎しながら冬を過ごしましょう!
2023.12.14
2023.12.5 冬の薬膳③
【冬の薬膳③】 東洋医学でいう腎は 寒さ(寒邪)の影響を受けやすいのが特徴です 冬の養生法は暖かくして無理をしすぎずに身体を労り養うこと 暖かくして美味しいもので食養生しましょう 冬にオススメの食材 【黒豆】はこんな子にオススメ むくみがある、解毒したい胃腸機能を整えたい補腎したい! お正月用の甘い黒豆や生の黒豆はNGです 水ぽちゃ(むくみでぶよぶよしている)タイプの子には お水の巡りを良くする効果があるので特におすすめです 飼い主さんもこの時期は黒豆茶を飲んでそれを薄めてあげてみてもいいですよ 一緒に補腎をしましょう! オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね
2023.12.05
2023.11.20 冬の薬膳②
【冬の薬膳①】 冬の養生法は暖かくして無理をしすぎずに身体を労り養うこと ☆秋〜冬にオススメの食材 【蓮根】はこんな子にオススメ 咳が出る、炎症がある胃腸機能を整えたい乾燥が気になる(便秘・皮膚の乾燥) 生で食べると寒性、加熱後は温性になる食材ですお腹の冷えが気になる子はすり下ろしてスープにすると消化にも◯ デンプン質が多いので食べ過ぎるとカロリー過多に! 【アーモンドミルク】はこんな子にオススメ 乾燥が気になる、咳が出る疲れやすい、食欲不振補腎をしたい、シニアの子 牛乳や豆乳と比較してカロリーやコレステロール・糖質が低いのが特徴低アレルギーでもあります オレイン酸などの不飽和脂肪酸も多く抗酸化活性をもつビタミンEも豊富です 身体に良い油が豊富なので第三のミルクとして注目度が高いアーモンドミルクです フードにかけたり、スープにしたり牛乳代わりに手作り食に使用出来ます オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね!
2023.11.20
2023.11.18 補腎をはじめましょう
【おうちケア 補腎をはじめよう】 東洋医学の「腎」とは泌尿器としてだけでなく成長・発育・生殖・老化に関わる生命活動の根源・命の土台 として大切な役割を担っています 腎には精気が蓄えられていて先天の精(生まれつきのもの)後天の精(脾胃で作り出されるもの)があります 腎が弱ると? 腎精の不足は疲労感・老化(に伴う諸症状)・痴呆 など さらに詳しくみていくと……腎陽の不足として寒がり、四肢の冷え、多尿、夜尿、浮腫、舌色が薄い 腎陰の不足として腰膝のだるさ・痛み、脱水、舌色が赤い など 人でも若い頃は感じなかったけど年々気になっている……という症状ではないでしょうか? 腎が弱る原因は様々ですが若い頃から腎が弱い子もよく診ます 先天性の疾患がある子(骨の疾患や奇形など)虚弱な子(胃腸機能が安定しない)など生まれつき怖がりさんや神経質な子も腎の弱い子が多いです 養生法で大切なのはまず冷やさない!!&あたためること(身体の中と外から) シニアの子、お腹が冷えやすい子、腰が痛い子は腹巻きをしてみましょう(夜寝ている時だけでもOK) 暖かくしているつもりでも腰回りは冷えてしまうお洋服が多いです 補腎におすすめのツボは腎兪&命門 今後色んなツボをご紹介予定です 簡単な温活法として腹巻きとあずきカイロはすぐにでも始められますよ やってみたよー!もっとこんな事知りたいなー!というご意見・感想お待ちしています 鍼灸診療は平日のお昼に完全予約制で行っております お電話または直接お問い合わせ下さい 副院長 奈須
2023.11.18
2023.11.8 冬の薬膳①
【冬の薬膳①】 暦の上では11/8の立冬〜立春の前日までが冬になります 東洋医学では、冬は内分泌・免疫系・泌尿器・生殖器を司る「腎」が弱りやすい時期 また腎は寒さ(寒邪)の影響を受けやすいのも特徴です 冬の養生法は暖かくして無理をしすぎずに身体を労り養うことです 【冬はこんな病気に注意】・寒さにより気血の流れが悪くなり代謝が落ちる→悪寒・冷え・下痢 など・冷えると身体が固く縮こまりやすく四肢の曲げ伸ばしがしにくくなる→筋肉疾患や関節痛 など・寒さと乾燥→呼吸器疾患・心脳血管疾患 【冬の食養生法、オススメの食物】・腎を養い保温に努める→補腎・身体をあたためる効果のある食物を摂る(鶏肉、山芋、黒木耳、黒豆、生姜、羊肉、海老) ・気を巡らせ血流を良くする→気の巡りを良くする食物を摂る(青梗菜、グリンピース、陳皮) ・乾燥対策、陰を補う→血を補う食物を摂る(豚肉、人参、落花生) など オススメ食材でトッピングや手作り食を作ったら 教えてくださいねー
2023.11.08
☆2024年のカレンダーを配布します☆
11月2日より、来年のカレンダーを配布させていただきます☆ 今年も例年と同じですが、ワンちゃん、ネコちゃんカレンダーになります。 エキゾチックアニマルを飼われている方は申し訳ございませんが、どちらかお選びいただければと思います。 500部限定となりますので、ご希望の方はお早めにご来院ください。 当院の患者さん限定になります。 カレンダーのみ取りに来ていただいても大丈夫です! お待ちしております。
2023.10.31
2023.10.4 秋の薬膳②
【秋の薬膳②】 ◎秋の食養生法 ・津液を補う→ 身体・肺を潤す食物を摂る ・夏に弱った胃腸機能を整える→ 脾胃を補う食物を摂る ◎オススメ食物 ・津液を補う 白木耳・豆腐・豆乳・梨・リンゴ・柿・蓮根・オクラ・山芋 など ・肺を潤す 落花生(アーモンド)・オリーブオイル・はちみつ など (被っているものは省略しています) 【白きくらげ】 帰経 肺胃腎 五味五性 甘淡味/平 楊貴妃が好んで食べていたスーパー美容食材 食物繊維が多いので整腸作用も◎ビタミンD、Ca、マグネシウム、鉄などのミネラルも多く含んでいます トロトロに煮込んでスープにしても美味しく水分補給が出来ます 【山芋(長芋)】 帰経 脾肺腎 五味五性 甘味/平 山薬(さんやく)ともよばれ生薬の補気薬として使用します 滋養強壮に良いとされているのでシニアの子、病中病後にもオススメです 尿石症既往歴のある子は注意です! この食材はどうかな?など気になる事があれば 副院長の奈須にご質問下さい ワンちゃん猫ちゃんの漢方薬処方もしています 中医学診療(鍼灸治療、漢方相談)は 平日12時からの予約制です(ネット予約は出来ません) 予定がどうしても合わない場合はご相談下さいね
2023.10.04
2023.9.9 マコモはじめませんか?
【マコモをはじめてみませんか?】 前投稿でマコモについて簡単に説明したので今回はマコモのおやつ・サプリメントをご紹介します ◯マコモ粉 少し飲みにくいのが難点ですが 食欲のある子ならご飯にふりかけて 日本獣医中医薬学院の山内先生は そのまま飲まれています!凄い! 錠剤タイプの発酵マコモ粒もあります ◯マコラージェ(粉) マコモにコラーゲンペプチド、さらに海泥ミネラルも入った スペシャルな粉 軟膏や皮膚、被毛トラブルのある子に特にオススメです 猫ちゃんも食べやすい味です ◯ULTIMO ウルティモ(バチルス/マコモ発酵液)これまではマコモ色だったものが透明になりより使いやすくなりましたスプレーしたり塗ったり目薬にしたりと大活躍します ◯ULクリーム高保湿なので乾燥しやすい肉球のケアや硬くなった肘のケア鼻や耳介のガサガサ指間の炎症にも効果的です舐めても安心 ◯マコモクッキー(ソフト/ハード)マコモを美味しく取り入れるならマコモクッキー!ソフトは歯がなくても食べられるので高齢な子も食べやすいですうちの子供も大好き!美味しい! これらは日本獣医中医薬学院 山内先生監修のおやつ、サプリメントです マコモの素晴らしさを飼い主&ペットに広めるべく、 食べやすく使いやすい様に開発されました ネット販売はしていませんご希望の方は電話または直接お問合せ下さい 日本獣医中医薬学院監修の商品は学院の 卒業生または在校生の獣医師(のいる病院)からのみ購入出来ます
2023.09.09




















