今日はのんびりな一日
9月に入って朝・夕の暑さは少し和らぎ過ごしやすくなってきました。 今日は午後は割とゆったりとした日で、なかなか見れなかったセミナーや事務仕事などをしながら過ごす一日でした。 小鳥のセミナー、消化器疾患や内分泌疾患のセミナーを2倍速で見てたので頭がパンクしそうです。 しっかりと頭に入れて診療に還元できればと思います。 看護師さん達も各々テーマをもってセミナーを受けてもらっています。 ・シニア・リハビリ担当 ・デンタルケア担当 ・パピークラス担当 ・エキゾチックペット担当 などなど。 その他にも、スタッフ全員を対象にフードセミナーも月1回行っています。 基礎的な栄養の話から、様々な病気の際の食事の選び方など。 ご飯に困ったり悩んでいることがあれば是非スタッフにご相談ください。 勉強熱に火がついたので、今日は夜までセミナーをみて過ごそうと思います。 2024.09.06 院長
2024.09.06
2024.6.2 梅雨〜夏の薬膳②
【梅雨〜夏の薬膳②】 《おすすめの食材は一例です身体に合うものをローテーションしながら トッピングや手作りご飯を楽しんで下さいね》 はとむぎ(薏苡仁 ヨクイニン) 効果効能清熱排膿:湿疹などの皮膚炎利尿消腫:むくみ、イボやしこり、尿石症健脾:胃腸機能のサポート(消化促進) はとむぎはからだの水分排出+胃腸機能のサポートもしてくれる薬膳食材のボス的存在(私調べ)漢方薬ではヨクイニン(薏苡仁・利水滲出薬)としても有名です 昔から民間療法として身近でしたが近年、はとむぎ特有の成分 コイクセノライドの抗炎症作用・抗腫瘍活性 角質細胞の代謝促進・抗アレルギー作用に対して 科学的な研究が進んでいます 【ワンコにはとむぎを与える際の注意点】 利尿作用はそもそも水分摂取量が不足している子には あまり効果が出ません ドライフードを食べている子は水分不足気味な子が多いので必要な水分をしっかり摂取して巡らせ流していくのが大切です お家で生はとむぎからはとむぎ(薏苡仁)を作ってみましょう!(煮汁も大事なので捨てずに一緒にあげましょう) ポン菓子のようなはとむぎもよく見かけますが 利尿効果はイマイチ……です (薬膳的には炒ったはとむぎは留める効果があり 下痢の時に良いとされています) 生薬の薏苡仁は煎じ薬の様に煮出した(煮込んだ)物で しっかり効果効能が出ます ムーのご飯にもはと麦よく入れてまーす オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね!
2024.06.02
2024.5.7 梅雨〜夏の薬膳①
【梅雨〜夏の薬膳①】 暦の上では5/5立夏(りっか)から夏になります(立秋まで) 梅雨から夏は湿度も温度も急上昇!湿(ジメジメ)は体にとって【湿邪しつじゃ】となり悪影響を及ぼします(外邪のひとつ) 梅雨の長雨、更に海の近くは湿度高めです(すでに病院は除湿機稼働中) 【湿邪の特徴】 ・陽気を傷つけ、気の流れを阻害することで →冷えやめまい、食欲不振を引き起こす ・重濁性がある →体の重だるい感じ、浮腫、皮膚炎の悪化などを 引き起こす ・粘滞性がある →下痢や皮膚炎などの慢性化・長期化がみられる 【梅雨〜夏の食養生】補益健脾作用のあるもの(米、とうもろこし、長芋、じゃがいも、かぼちゃ) 利湿去湿作用のあるもの(はと麦、冬瓜、とうもろこしのヒゲ、小豆、セロリ、きゅうり、緑豆、豆腐) 《おすすめの食材は一例です身体に合うものをローテーションしながらトッピングご飯を楽しんで下さいね》 次は具体的におすすめの食材をあげていきますよー オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね
2024.05.07
2024.4.14 春の薬膳④
《おすすめの食材は一例です 身体に合うものをローテーションしながら トッピングご飯を楽しんで下さいね》 【春キャベツ】はこんな子にオススメ・お腹の調子が悪い(食欲不振・消化不良)・気の巡りが悪い、むくんでいる・元気がない キャベツはトッピングや手作りご飯に使いやすい食材の1つで使われている方も多いのではないでしょうか? 春キャベツは他の季節のものと比べると柔らかく甘みもあり水分量も多く栄養素も高くなっています 旬の素材はその時期の体調を整えるのにも効果的です 身体にいいとされる食材でも「そればっかり」だとその食材のメリットが充分に活かせないことも。調理法にも注意して上手にルーティンして旬の素材を取り入れていきましょう! 【ムーの薬膳トッピングご飯】春にちなんだミモザ風サラダ風トッピング 卵・はと麦・春キャベツ・亜麻仁油 オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね!
2024.04.14
4/1~☆春の健康診断キャンペーンのお知らせ☆
今年も4/1より春の健康診断キャンペーンを実施いたします。 一般的な血液検査項目が割安価格で可能となっております。 ホルモン検査、アレルギー検査、ワクチン抗体価検査などは含まれていませんが、オプションで行うことも出来ますのでご相談ください。 ワンちゃん、ネコちゃん以外にもウサギさんも検査可能です。 食事の影響で上昇してしまう項目もあるため、半日(12時間)程度の絶食をおススメしています。 ウサギさんは絶食の必要はありません。 また、狂犬病予防接種も同時に行うことも可能です。 町からのハガキや鑑札を持参していただければ、登録の代行も可能です(代行手数料はいただいておりません)。 何か不明な点がありましたらお問合せいただければと思います。 葉山一色ペットクリニック 院長
2024.03.31
アンチノール増量キャンペーン実施中
アンチノールプラスは、ワンちゃんやネコちゃんの関節、皮膚・被毛、心血管、腎臓、神経・認知機能などの全身の健康を維持するサプリメントとして発売されているサプリメントで、すでに使用されている方も多いのではないでしょうか? アンチノールについて詳しく知りたい方はこちらから https://vetzpetz.jp/ このたび数量限定ではありますが、60粒入りの商品をお買い上げいただいた方に15粒入り(1900円相当)を1箱プレゼントするキャンペーンを実施いたします。 日頃から使用されている方や、これを機に新しく始めたい方などいかがでしょうか? 写真はワンちゃんですが、ネコちゃんももちろん可能です。 キャンペーンは当院の患者様に限らせていただきます。 葉山一色ペットクリニック 院長
2024.03.26
デグーの呼吸器疾患 ~鼻づまり 呼吸困難~
デグーさんは鼻閉塞や呼吸困難などの呼吸器疾患が発生することが多く、また診断や治療に苦労することが多いのが現状です。 原因は様々で、歯の病気や肺炎、鼻腔内腫瘍などが挙げられます。 診断は、身体検査やレントゲン検査、CT検査などによっておこなっていきます。 頭部のレントゲン写真です。 デグーさんは麻酔をかけないときれいなレントゲンを撮影することが難しいため、基本的には麻酔下での検査になるのですが、呼吸状態が悪い子では注意が必要となります。 治療は原因によって様々ですが、抗生物質や消炎剤の投与などを行うことが多いです。 内服薬に反応が悪い子は外科手術やネブライザー療法を行います。 当院で行ってるネブライザーの様子です。 ネブライザーはお薬を蒸気にして吸入させる治療の為、欠点としては体が蒸気で濡れて体温が低下してしまうことがあります。 お部屋を暖めたり、直接蒸気が当たらないようにBOXを二重にしたりして体温の低下を防ぎながら行ってます。 ネブライザー療法は自宅での継続的な治療をおススメしているので、機械を購入していただいてお家で行っている方もいます。 頑張って治療を行っても残念ながら進行してしまうと、呼吸がどんどん苦しくなり、口をあけて呼吸をすることによってお腹にガスがたまってきて食欲が低下してしまうことがあります。 お腹の中の黒い部分がガスです。 お腹にガスがたまるとご飯が食べられなくなるので、点滴をしたりガスを抜くお薬を使ったりする必要が出てきます。 最初は軽い鼻づまりでも、進行すると命にかかわる病気なので、症状が出たら早めにご来院いただければと思います。 葉山一色ペットクリニック 院長
2024.03.23
フィラリアの予防はいつからいつまで?どんな薬があるの?
4月に入り、狂犬病予防接種やフィラリア予防が本格的に始まってくるシーズンになってきました。 今回は「フィラリアの予防期間・お薬の種類」に関してになります。 過去の記事も参考にしてみてください。 https://hayama-pc.com/blog/2019/04/post-12-674168.html https://hayama-pc.com/blog/2021/11/2021114-791341.html フィラリアは心臓に寄生する寄生虫で、犬以外にもすべての哺乳類に感染する可能性があります。 症状はさまざまで、無症状から重度の心臓病や血尿などの症状が出る場合もあります。 感染した場合は駆虫薬にて治療を行うのですが、副作用が出る場合もありますし、心臓病へと進行してしまった場合は生涯治療が必要になります。 適切な予防薬(ここでは予防薬とよびます)の使用により100%予防することが可能な病気ですので、時期がきましたらしっかり予防をしていきましょう! 2023年の三浦エリアのHDUを求めたところ フィラリア感染開始 5月7日 感染終了 11月13日 でした。 つまり予防期間は6月上旬から12月上旬あたりの7か月間となります。 つづいて 当院で扱っているお薬の紹介です。 ノミダニフィラリアのオールインワンのお薬です。 1錠でノミもダニもフィラリアもお腹の寄生虫も予防(駆虫)できます。 どちらもオヤツタイプになっています。 食べ物アレルギーがある子はご相談ください。 こちらはフィラリのみのお薬です。 おやつタイプのものと、アレルギーがある子には錠剤タイプがあります。 1年間有効な注射タイプのお薬もあります。 最後は猫ちゃん用です。 猫ちゃん用はこちらのスポット剤のオールインワンタイプのみになります。 1か月に1回首筋に垂らすタイプになっています。 どのお薬があっているか、わからない方は獣医師や看護師にご相談ください。 その子にあうお薬を一緒に選んでお出しします。 葉山一色ペットクリニック 院長
2024.03.18
2024.1.12 冬の薬膳⑤
【冬の薬膳⑤】 腎は寒さ(寒邪)の影響を受けやすい! 冬の養生法は暖かくして無理をしすぎずに身体を労り養うことです あったかくして美味しいもので食養生しましょう 冬にオススメの食材 【大根】はこんな子にオススメ・消化が苦手、胃腸の動きを整えたい・むくみが気になる・乾燥、口の乾きがある 冬の養生三宝(白菜・大根・豆腐)滋養強壮・免疫力向上などに効果的と言われ冬の鍋の定番食材のひとつ ジアスターゼなどの消化酵素が豊富大根おろしにしてご飯に和えると消化促進に◎(加熱すると消化酵素の効果がなくなってしまうので、食べる直前に調理して和えるのがおすすめです) 生食は冷やす作用が強いけれど加熱すれば身体を温める作用があります 胃腸が弱い子や冷えがある子は加熱して食べるのが良いでしょう 食物繊維が多いのであげすぎはお腹の負担になります スープの具材の一つと小さく刻んでお肉やお魚と一緒に柔らかく煮込むと味も染み込んで美味しく食べてくれます 【ムーの薬膳トッピングご飯】豚肉とエノキのスープを作って最後に大根おろしをトッピング スープは一回分ずつ小分けにして冷凍すると楽ちんです オススメの食材でご飯を作ったら是非教えてくださいね!
2024.01.12
2024.1.9 おうちケア お灸にチャレンジ①
【おうちケア お灸にチャレンジ①】 灸治療とは艾(もぐさ)を燃焼させて身体の一定部位に温熱刺激を与え経絡や経穴に作用して臓器や気血の流れを調整する治療法です 色んな効果がある中今回は特徴的な効果を4つ! ①造血作用②止血作用③免疫作用④自律神経やホルモンを調整する 病院では灸点紙というシール状の紙の上に 艾を捻ってお灸をしています その子の毛の長さや敏感さに応じて 艾の大きさや硬さを調節しています おうちで火を使わずに使用できるせんねん灸太陽 はすぐに使えるのでおすすめ! 飼主さんも一緒に腎兪・命門を温めましょう お灸にチャレンジ②では棒灸・小竹さんにチャレンジ!! この冬は補腎・温活を飼主さんも一緒にしませんか? 鍼灸治療は完全予約制で平日のお昼(12時〜15時)に行っています日程はご相談下さい
2024.01.08




















