朝一番で、連れてきてもらったイソヒヨドリさん

 

建築現場のお兄さんが連れてきてくれました。

 

全身が粘着物質まみれで羽も指も広げられず、このままだと衰弱して亡くなってしまう状態でした。

 

粘着剤を取るシャンプーなどでスタッフと一緒に少しずつ粘着剤を落としていきました。

体力も落ちているから寒くならないように気をつけながら、1時間ぐらいかかり何とか風切り羽や尾羽などは綺麗にできました。

胸の粘着剤もどうにか除去し、濡れた羽を乾かしたらイソヒヨドリだということが分かりました。

    

 

保温とお食事の話をさせてもらい、優しそうなお兄さんに連れて行ってもらいました。

どうにか無事に助かりますように。

 

 

野鳥は基本的には見つけても手をつけずに自然の営みに任せることが原則なのですが、どうしてもかわいそうな状況で保護をされた場合は神奈川県内にも野鳥の保護センターがありますので、そちらの方へご連絡してみて下さい。

当院でも一時的な治療は行えますが、保護することはできませんのでご了解ください。

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葉山一色ペットクリニック