混合ワクチンの変更のお知らせ ~レプトスピラについて~
レプトスピラ症の発生状況
ワクチンなどを製造しているzoetisさんの調べ(2021年~2024年)によると、神奈川県内では検査を実施した57件中、抗体陽性・PCR陽性例が14件報告されました。
すべての症例で症状が出ているわけではないと思われますが、抗体が陽性であるということは過去に感染して免疫がついている状態を示しています。(直近でワクチン接種している子は除外されているそうです)
レプトスピラ症は届け出伝染病であり、神奈川県の過去の届け出数は年間0~数件程度とまれな病気でしたが、近隣での発生(藤沢市や逗子市)も認められているため注意が必要です。
レプトスピラ症には血清型がいくつも存在しており、県内では「カニコーラ型」「イクテロヘモラジー型」の発生が主だったのですが、zoetisさんの調査報告では「グリッポチフォーサ型」も数件検出されていました。
当院では7種混合ワクチンを採用しておりましたが、こちらには「グリッポチフォーサ」は含まれていないため、これらが入っている10種混合ワクチンを採用するようにしました。
また、レプトスピラ単体ワクチンも2種類から4種類へと変更しました。
レプトスピラに関しましては、下記のブログにも記載してあります。
当院のワクチンの種類
犬用ワクチン
5種混合ワクチン ⇒ 変更なし
7種混合ワクチン ⇒ 10種混合ワクチン
レプトスピラ単体ワクチン(2種) ⇒ レプトスピラ単体ワクチン(4種)
猫用ワクチン
3種混合ワクチン ⇒ 変更なし
ワクチンの費用について
ワクチン価格の上昇に伴いレプトスピラ単体ワクチンのみ値上げを行わせていただきますが、その他のワクチン価格は現時点での変更ありません。
物価の上昇が続いておりますので、原価の上昇に伴い価格の変更を行わせていただく場合もありますが、ご了承ください。
7種混合ワクチンをうけている方へ
現在、レプトスピラ症として報告されている多くは7種で予防できる型になります。
ただし、さきほどもお伝えした通り7種に含まれない型の陽性反応が報告されているため、感染する可能性もゼロではありません。
家の周辺の状況や散歩道など、レプトスピラ症の感染リスクが高い場合はレプトスピラ単体ワクチン(4種)を追加接種することも可能ですのでご相談ください。

















