眼球摘出
お外に出る猫ちゃんはどうしてもケンカをして帰ってくることがあると思います。
この子も残念ながらケンカをして、右目に穴が開いてしまった子です。
時間が経過していたため、眼球を温存するのは困難だと判断し、眼球摘出を実施しました。
摘出後の様子①
摘出後の様子②
毛が伸びてくると手術した部分は徐々に目立たなくなっていきます。
このような外傷以外のケースでも、緑内障や眼球の腫瘍が疑われるようなケースでも摘出することがあります。
眼球摘出と聞くとどうしても及び腰になってしまう方も多いと思いますが、状況によっては不快な状態から解放されるため、時には一つの選択肢になると思います。
院長 奈須俊介
葉山一色ペットクリニック