フィラリアの予防はいつからいつまで?どんな薬があるの?
4月に入り、狂犬病予防接種やフィラリア予防が本格的に始まってくるシーズンになってきました。
今回は「フィラリアの予防期間・お薬の種類」に関してになります。
過去の記事も参考にしてみてください。
https://hayama-pc.com/blog/2019/04/post-12-674168.html
https://hayama-pc.com/blog/2021/11/2021114-791341.html
フィラリアは心臓に寄生する寄生虫で、犬以外にもすべての哺乳類に感染する可能性があります。
症状はさまざまで、無症状から重度の心臓病や血尿などの症状が出る場合もあります。
感染した場合は駆虫薬にて治療を行うのですが、副作用が出る場合もありますし、心臓病へと進行してしまった場合は生涯治療が必要になります。
適切な予防薬(ここでは予防薬とよびます)の使用により100%予防することが可能な病気ですので、時期がきましたらしっかり予防をしていきましょう!
2023年の三浦エリアのHDUを求めたところ
フィラリア感染開始 5月5日
感染終了 11月15日
でした。
つまり予防期間は6月上旬から12月上旬あたりの7か月間となります。
つづいて 当院で扱っているお薬の紹介です。
ノミダニフィラリアのオールインワンのお薬です。
1錠でノミもダニもフィラリアもお腹の寄生虫も予防(駆虫)できます。
どちらもオヤツタイプになっています。
食べ物アレルギーがある子はご相談ください。
こちらはフィラリのみのお薬です。
おやつタイプのものと、アレルギーがある子には錠剤タイプがあります。
1年間有効な注射タイプのお薬もあります。
最後は猫ちゃん用です。
猫ちゃん用はこちらのスポット剤のオールインワンタイプのみになります。
1か月に1回首筋に垂らすタイプになっています。
どのお薬があっているか、わからない方は獣医師や看護師にご相談ください。
その子にあうお薬を一緒に選んでお出しします。
葉山一色ペットクリニック
院長