【うさぎコラム】絆が深まる!ストレスフリーなお世話とおうちケアのコツ
ウサギとの暮らしで「爪切りやお手入れを嫌がる」「もっと仲良くなりたいけれど接し方が分からない」と悩んだことはありませんか?実は、ウサギの習性に合わせた接し方を少し意識するだけで、お互いにストレスなく信頼関係を築くことができます。今回は、ウサギに好かれる接し方と日常ケアのコツをご紹介します! 1. ウサギに好かれる!接し方の3つの基本ルール ウサギはとても感情表現が豊かな生き物です。特に「目」はウサギの心をよく表していると言われています。タイミングを合わせた接し方をすることで、もっと信頼してもらえるようになります。 ウサギをよく観察する:目や耳、仕草をよく観察し、今どんな気持ちなのか(警戒しているのか、リラックスしているのか)を汲み取りましょう。 匂いを嗅がせる:ウサギは嗅ぎ慣れた匂いに安心感を覚えます。手を近付けるときは、まず匂いを嗅いでもらうことで怖がらせずに済みます。 しつこくしすぎない:リラックスして休んでいるウサギを無理やり起こしたり、何度もしつこく声をかけるのはNGです。スキンシップのつもりでも、ウサギにとっては迷惑になり、嫌われる原因になってしまうことがあります。 2. なぜ「日頃の遊び環境」がお手入れを楽にするの? 日常のケア(抱っこ、爪切り、ブラッシングなど)や病院での処置を嫌がって暴れてしまう原因の多くは、「恐怖心」です。 前回の記事でも触れたように、日頃から安全に遊べる環境(へやんぽスペースやトンネルなど)で運動や探検をさせてもらっているウサギは、恐怖心が和らぎやすく社交的に育ちます。環境を通じて人の手や外部の刺激に慣れているウサギは、爪切りや身体のケア、病院での採血や処置などもスムーズに受け入れやすくなります。 3. おうちケア(爪切り・保定)をストレスフリーに進めるステップ 無理に抑え込むケアはトラウマになってしまいます。以下のステップで少しずつ慣らしていきましょう。 まずは「触られること」に慣らす:撫でながら耳の後ろ、背中、足先などに優しく触れる練習を日常的に行います。 ごほうびを活用する:ケアが終わった後や、静かに耐えられた時には好物のオヤツや大好きな牧草をあげて「良いこと(ごほうび)があった」と学習させます。 短時間でサッと切り上げる:一度にすべての爪を切ろうとせず、今日は前脚だけ、明日は後脚だけ、といったように嫌がる前に終わらせるのがコツです。 まとめ ウサギのお世話は「ウサギのペースに合わせること」が一番の近道です。無理をさせず、匂いを嗅がせたり観察したりしながら、焦らずゆっくり信頼関係を深めていきましょう。 日頃のコミュニケーションが整うと、将来的な病気の早期発見や病院での受診もずっとスムーズになるので頑張りましょう! 葉山一色ペットクリニック 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色1758-5 TEL:046-854-7433(休診日:水曜日) Web予約:アポクル予約ページはこちら
2026.09.19 うさぎ, うさぎコラム, うさぎの飼い方, ペットクリニック, 三浦, 動物病院, 横須賀, 葉山, 葉山一色ペットクリニック, 逗子
鍼灸治療風景【もかちゃん】
定期的な鍼灸・推拿治療で身体を整えているもかちゃん お家ケアでもお灸を取り入れて日頃からケアをされています 治療後は身体が軽くなります! 季節の変わり目や気圧の変化はうさぎさんの体調にも影響を及ぼします うさぎさんと鍼灸は実はかなり相性抜群なのは残念ながらまだまだ浸透していません うさぎさんの「気になる」に出来ること □季節の変わり目にお腹の動きが悪くなりやすい □シニアになって足腰が弱ってきた □日頃から身体をケアしてあげたい 「病気になってから」だけでなく日々の養生にも その子の体調や体質をみながら 鍼やお灸、推拿や漢方を組み合わせてケアしていきます 東洋医学を毎日の健康維持ツールに!!
2026.09.18 うさぎの鍼灸治療、うさぎのお灸、食滞、水滞
2026.9.12 パピー教室
本日のパピー教室 チワワの立夏ちゃん ハバニーズのエールちゃん M.シュナウザーの朔夜ちゃん 本日のmenu ・おいでの練習 ・アイコンタクト ・ノミダニ、フィラリア予防の話 ・playsession 遊びながら楽しく練習して 少しずつ「できた!」を増やしていきます🐶 パピーちゃんのうちに、楽しい経験をたくさん! しつけ方だけでなく、 これからの生活や健康につながることも一緒に学んでいきます パピー教室では一緒に楽しくトレーニングしてくれるパピーちゃんを募集中です 詳しくはお問い合わせ下さい!(単回参加の方ももご相談下さい)
2026.09.18 おいでの練習,甘噛み対策,呼び戻しの練習, パピー教室、診察室トレーニング、社会化トレーニング、子犬の社会化
鍼灸治療風景【ミントちゃん】
ミントちゃん 診察台のマットでのんびり鍼灸治療中 シニアさんになってくると 昔と比べて歩くのがゆっくりになったり 立ち上がりに時間がかかる……など 小さな変化が気になってきますよね 腰や後ろ足だけでなく 全身の状態を確認しながらケアをします 他の疾患がある場合には西洋医学のお薬も使いつつ その子に合う治療をしていきます 大きな症状になる前の小さな変化に目を向けて 身体を整えていくことはとても大切です 大切な家族のQOL(生活の質)を支える ケアの一つとして東洋医学を取り入れてみませんか? 西洋医学、東洋医学の両方からケアを一緒に考えていきます
2026.09.13 東洋医学診療、鍼灸治療風景、犬のお灸、犬の漢方, 温活,犬の温活,犬のお灸,推拿,
2026.9.5 パピー教室
ハバニーズのエールちゃん M.シュナウザーの朔夜ちゃん 本日のmenu ・ハンドコング ・洋服、マナーベルトに慣れる練習 ・落ち着く練習 ・playsession 犬同士の楽しい遊びは、最高の社会化! パピー期は、いろいろな経験を「楽しい!」と感じながら学んでいく大切な時期です 犬同士で遊ぶことは、人とはできない経験がたくさんあります ✔︎ 思いきり遊んでエネルギーを発散 ✔︎ 「噛みすぎない」など、噛む力の加減を学ぶ ✔︎ 犬同士の挨拶や距離感を学ぶ ✔︎ 「遊びたい」「もう嫌だ」など、犬同士のコミュニケーションを学ぶ ✔︎ 犬社会のルールを身につける ただ一緒に遊ばせればいいわけでなく その子の性格やペースを見ながら、「楽しい!」で終われる遊びを大切にしています そして、動物病院で行うパピー教室だからこそ、 🐾 社会化 🐾 しつけの仕方 🐾 歯磨きや身体を触る練習 🐾 クレート・マット練習 🐾 洋服・マナーベルトに慣れる練習 🐾 落ち着く練習 など、これからの生活や病院での診察・ケアにつながる経験もセットで 「病院は怖いところ」になる前に、 「病院に来るのって楽しい!」という経験を作ってあげませんか? 楽しく遊びながら、少しずつ社会化。 大切なパピー期だからこそ、 無理をさせず、その子のペースで楽しく学んでいきましょう🐶🌱
2026.09.07 パピー教室、診察室トレーニング、社会化トレーニング、子犬の社会化, 洋服に慣れる練習、マナーベルトに慣れる練習, 社会化トレーニング,子犬の社会化,犬のマッサージ,
【獣医師解説】愛犬のくり返す外耳炎、なぜ治らない?最新獣医療が明かす本当の原因と正しいケア方法
「病院で点耳薬をもらって一時的に良くなっても、またすぐに耳をかゆがる…」 「毎日せっせと耳掃除をしているのに、どうして何度も外耳炎を繰り返すの?」 愛犬の耳の赤みや強いかゆみ、そして独特のニオイが長引くと、飼い主様も本当に心配になりますよね。実は、近年の獣医皮膚科・耳科の学問は大きくアップデートされており、これまでの「ただ耳を洗って薬を入れる」という治療だけでは、繰り返す外耳炎を根治させることは難しいことが分かってきました。 今回は、最新の獣医療知見に基づき、犬の外耳炎が再発する本当のメカニズム(PSPP分類)、注意すべき「バイオフィルム」というバリアの存在、そしてご家庭で今すぐ実践できる正しい点耳薬のさし方までを分かりやすく解説します。愛犬の「かゆい耳」を根本から解決するヒントを、一緒に学んでいきましょう! 1. 「耳の感染は常に二次的」という、驚きの真実 犬の外耳炎の治療で最も重要な大原則、それは「感染は常に二次的なものである(The infection is always secondary)」という考え方です。 💡 大事なポイント 耳の中で細菌やマラセチア(カビの一種)が増えて炎症を起こしているのは、あくまで「結果(副因)」にすぎません。その背景には、細菌たちが増殖しやすい環境を作ってしまった「根本原因(主因)」が必ず隠れています。主因を放置したまま、増えた菌を薬で叩くだけでは、薬をやめればすぐに再発してしまいます。 この原因を体系的に整理し、治療のロードマップを立てるために、現在の獣医療では「PSPP分類」という世界水準のフレームワークが使われています。 ■ 外耳炎を紐解く4つの要素:PSPP分類 外耳炎を繰り返す理由は、以下の4つの要素が複雑に絡み合っているからです。 Primary cause(主因 / 原因):正常な耳に病気を引き起こす根本原因 犬で最も多いのは「犬アトピー性皮膚炎(CAD)」や「食物アレルギー」などのアレルギー性皮膚疾患です。その他、耳の中の異物や内分泌の病気(甲状腺機能低下症など)が引き金になることもあります。 Secondary cause(副因):異常な耳に病気を引き起こす二次的な原因 主因によって耳の環境が乱れた結果、増殖する「細菌」や「酵母(マラセチア)」などの微生物です。 Predisposing factor(素因):炎症を起こしやすくする、生まれつき・環境の要因 垂れ耳、耳道内の毛が多い(プードルなど)、湿気がこもりやすい、といった構造的な特徴です。また、「綿棒を使った過剰な耳掃除による傷」や「合わない洗浄液の使用」も、外耳炎を悪化させる重大な素因になります。 Perpetuating factor(持続因子):炎症が長引いた結果、耳道に起こる元に戻らない変化 何度も炎症を繰り返すことで、耳の皮膚が厚くなって通り道が狭くなったり(耳道狭窄)、耳垢を出す自浄作用が壊れたり、奥の鼓膜が破れて中耳炎を併発したりする状態です。 2. 耳垢の色でわかる危険信号!恐ろしい「バイオフィルム」とは? 耳掃除をするとき、耳垢の色やニオイを観察したことはありますか?実は耳垢の「色」と「質感」は、耳の中で何が起きているかを知るための重要な手がかりになります。 耳垢の色・特徴 疑われる原因(副因) 特徴と注意点 淡褐色〜茶色・灰色 (ベタベタ、ワックス状) マラセチア(真菌)や ブドウ球菌(グラム陽性菌) 比較的よく見られるタイプですが、かゆみが強く、独特の発酵臭がします。 黄色〜緑色・黒色 (ドロドロ、化膿性) 緑膿菌(グラム陰性菌) 耳道に潰瘍(赤むけ)ができやすく、強い痛みを伴います。「バイオフィルム」が形成されている危険性が高いです。 ⚠️ 薬剤が効かないバリア「バイオフィルム」の脅威 緑膿菌などの特定の細菌は、耳道の中で互いに集まって「バイオフィルム」と呼ばれるぬるぬるした強力な粘膜バリアを形成します。このバリアができてしまうと、点耳薬などの抗菌薬がバリアに弾かれてしまい、本来の効果を発揮できなくなります。これが、薬をさし続けても「全く治らない難治性の外耳炎」になってしまう大きな原因の一つです。 3. 最新の初期治療アプローチ:初日はあえて「奥まで洗わない」? 従来の治療では、「耳が汚れているから、まずはガシガシ徹底的に洗おう」とされることが一般的でした。しかし、痛みが強く真っ赤に腫れ上がった耳に無理やりノズルを入れて洗浄液を流し込み、ゴシゴシ揉まれたら、ワンちゃんはどう思うでしょうか? 間違いなく「耳を触られるのは激痛を伴う恐ろしいことだ!」と学習してしまい、次回から点耳薬のボトルを見るだけで逃げ回ったり、怒って噛みつこうとしたりするようになります。これではご家庭でのケアが一切不可能になり、治療のドツボにハマってしまいます。 🌿 まずは「初期消火」を最優先 最新の治療ステップでは、痛がっている段階での無理な耳洗浄はあえて行いません。まずはステロイド剤などの内服や点耳薬を優しく適用し、「耳の腫れ(炎症)を引かせ、痛みをとる」こと(初期消火)を最優先します。耳道の腫れが引いて通り道がしっかりと開き、痛みが治まってから、初めて適切な耳洗浄や本格的な抗菌治療をステップに沿って開始します。 ■ 難治性・耐性菌外耳炎を解決する「ビデオオトスコープ(VOS)」 初期治療や一般的なお薬でどうしても改善しない場合、「ビデオオトスコープ(VOS)」というカテーテル付きの極細内視鏡カメラを用いた、動物病院での精密な耳科治療が極めて有効な選択肢となります。 無麻酔・低侵襲での観察・治療:高倍率モニターで耳道や鼓膜の細部まで傷つけることなく安全に観察できます。 中耳炎や腫瘤(ポリープ)の発見:「長引く外耳炎だと思っていたら、実は奥にポリープがあった」「鼓膜が破れて中耳炎を併発していた」という難治性の原因を、その場で発見・対処できます。 バイオフィルムや貯留物の徹底的な除去:カテーテルを用いて、水圧や特殊な器具で鼓膜手前の頑固な耳垢やバイオフィルムをピンポイントで優しく洗い流せます。これにより、余計な抗菌薬(抗生物質)の使用を最小限に抑えられ、耐性菌問題の解決にもつながります。 4. ご家庭での正しいケア:耳の「L字構造」を理解しよう 病院から点耳薬を処方された際、正しい方法でさすことができているでしょうか? 実は、多くの飼い主様が陥りやすい盲点があります。それは、「犬の耳の構造は、人間とは違う」という点です。 人間の耳道はほぼ真っ直ぐですが、犬の耳道は「L字型」に折れ曲がっています。耳の穴から下に向かう「垂直耳道」と、そこから直角に折れて鼓膜へ向かう「水平耳道」に分かれているのです。この構造を理解していないと、せっかくの点耳薬が奥まで届きません。 ✅ 正しい点耳薬のさし方 3ステップ 耳介をまっすぐ上に優しく引っ張る:これによって、折れ曲がった「L字」が一時的にまっすぐな一本の筒のようになります。 点耳薬を「3滴」さす:ノズルを直接耳の中に深く突っ込まず、上から優しく落とすようにさします(嫌がるのを防ぐため)※大型犬は4~5滴 根元を無理に揉まず、トントンと優しくフィットさせる:激しく「クチュクチュ」と揉みすぎると、摩擦でデリケートな耳の皮膚を傷つけてしまいます。薬を入れたら、耳の根元をトントンと優しくなじませるだけで、重力によってまっすぐ伸びた耳道の奥(水平耳道)まで自然に薬液が浸透していきます。 ⚠️ 綿棒での「ゴシゴシ掃除」は絶対にNG! 「汚れているから、綿棒で奥を綺麗にしてあげたい」と思われるかもしれません。しかし、綿棒によるお掃除は絶対に避けてください。 綿棒を使うと、手前の耳垢をさらに耳道の奥(鼓膜の手前)にギュウギュウと押し込んで固めてしまうだけでなく、犬が急に動いたときに耳道壁を強く擦って潰瘍を作り、激しい外傷性の二次炎症(素因)を引き起こしてしまいます。耳掃除は、コットンやワイプシートで「指が届く範囲の外側を優しく拭き取るだけ」に留めましょう。 5. まとめ:繰り返すかゆみから、一歩ずつ愛犬を救うために 犬の外耳炎は、ただの「耳の汚れ」ではありません。 繰り返す背景にはアレルギーなどの主因が隠れており、痛みを伴う時期に間違ったケアを繰り返すと、治療のハードルはどんどん高くなってしまいます。 当院では、ワンちゃんが耳治療を嫌いにならないよう、痛みに配慮した最新の段階的初期治療(まずは炎症と痛みをとる初期消火)を徹底し、難治性のケースにはビデオオトスコープによる根本的な解決を提案しています。 「最近よく耳を後ろ足で掻いているな」「耳垢がドロっとしていて心配」など、少しでも気になることがあれば、大切なパートナーが耳を触らせてくれなくなる前に、お気軽に当院までご相談ください。一緒に不快なかゆみのない、快適な毎日を取り戻しましょう! 愛犬の耳のかゆみ・外耳炎でお悩みの方へ 当院の皮膚科・耳科診察は、最新の知見と丁寧なインフォームドコンセント、ワンちゃんに優しい治療ステップを大切にしています。 皮膚科・耳科診察のご予約はこちら
2026.09.05
鍼灸治療風景 【ぽんたちゃん】
診察台の上で鍼灸中 関節炎があると、痛みや炎症により動きが悪くなり どんどん活動量が減ってしまう子を多く診ています 動きが悪くなる→筋肉が落ちる→さらに動きが悪くなる という悪循環に繋がりやすくなります 鍼灸・推拿治療ではその子の状態を見ながら ツボや経絡にアプローチし痛みや身体の動き 全身状態を考えたケアを行なっています 治療後の待合室でリラックス!(寝ているのがぽんちゃん) 巡りましたね〜!! 未病(病気になる前)の段階からでも出来ることは沢山あり、東洋医学では ・身体、自律神経のバランスを整える ・その子の体質にあった漢方処方 ・薬膳、食事のアドバイス などによりQOLの向上が期待できます 西洋医学+東洋医学 大切な家族のこれからを支える、もうひとつの選択肢 【最近ちょっと気になる】があれば 東洋医学の視点から身体をみてみませんか?
2026.09.03 東洋医学,犬の鍼灸,犬の漢方, 関節炎、未病治、薬膳、自律神経
【うさぎコラム】知っておきたいウサギの生態と本音〜ハッピーな毎日を過ごすために〜
愛らしくて静かなイメージのあるウサギですが、実はとても繊細で豊かな習性を持っています。今回は、ウサギの身体の仕組みや本来の習性、そして飼い主さんに知っておいてほしい大切なポイントを簡単にご紹介します! 1. ウサギはすぐれた「センサー」を持つ被捕食動物 ウサギは野生では天敵に狙われる「被捕食動物(食べられる側の動物)」です。そのため、身を守るための優れた感覚器官を備えています。 大きな耳と優れた聴覚:耳を動かして音を集め、いち早く天敵の動きを察知します。 広い視野:横についた目によって、広い範囲を見渡して危険を発見します。 ピクピク動く鼻:常に鼻を動かして匂いを感知し、警戒を怠りません。 日常生活でウサギが小さな音や環境の変化に敏感なのは、この習性があるためです。 2. ウサギの本来の欲求・習性 ウサギには、野生時代からの固有の欲求や習性があります。 隠れる・潜る・穴を掘る:臆病な性格のため、身を隠せる場所を好みます。 かじる・草を探して食べる:伸び続ける歯を摩耗させたり、食事をとるために「かじる」「探す」行動が不可欠です。 群れる・社交的:仲間と一緒に過ごす習性もあります。 室内で「へやんぽ(部屋でのお散歩)」をさせると、あちこちを探索したり、登ったり、潜ったりして遊ぶ姿が見られます。こうした本来の行動を満たしてあげることが、ストレスのない生活(ハッピーラビット)に繋がります。 3. 「遊べる環境」がウサギを社交的にする? 実は、遊び場が用意された環境で育てられたウサギは、次のようなメリットがあることがわかっています。 抱っこや爪切り、採血などのケア・処置がスムーズになりやすい 外部の人に対しても怖がらず、自分から近寄ってくるなど社交的になりやすい ケージの中だけでなく、安全な遊び場(ラビットランやへやんぽスペース)を作って運動や探検をさせてあげることは、飼い主さんとの関係づくりにも効果的です。 4. ウサギは「痛み」を隠す天才! 被捕食動物であるウサギは、弱っている姿を見せると天敵に狙われやすくなるため、体調不良や痛みを隠す習性があります。 特に注意したいのが腹痛(うっ滞や胃腸のトラブル)です。ウサギが腹痛を感じている時、以下のようなサイン(しかめつらや姿勢の変化)を出すことがあります。 お腹を地面につけたり、じっとうずくまって反応が鈍くなる 目を細める・閉じる 頬が細くなり尖る 鼻孔が「V字」になる ヒゲや耳がだらんと垂れる 「うっ滞」などの消化管のトラブルは放置すると命に関わることもあるため、「いつもより元気がない」「糞が小さくなった・出ていない」と感じたら、早めに動物病院を受診することが大切です。 まとめ ウサギの「警戒心が強い」「かじる」「隠れる」といった行動には、すべて野生由来のちゃんとした理由があります。ウサギの生態や体調変化のサインを理解して、安心して過ごせる環境を整えてあげましょう!
2026.09.03
【獣医師解説】愛犬・愛猫のアトピー・皮膚の痒みどうすればいい?症状と治療・スキンケアの基礎知識
「体をしつこく掻いている」「皮膚が赤くなって毛が抜けてしまっている」といった症状で悩まれていませんか? 犬や猫の皮膚病の中でも、特に相談が多いのがアトピー(アトピー性皮膚炎)です。アトピーは一朝一夕で治るものではなく、根気強いケアが必要となりますが、正しく病気を理解し、適切な治療とスキンケアを行えば、症状をコントロールして快適に過ごすことができます。 今回は、犬と猫のアトピーの基本、症状の特徴、病院での治療法、そしてご家庭でできるケアについて詳しく解説します。 1. アトピー性皮膚炎ってどんな病気? アトピー性皮膚炎は、環境中のアレルゲン(ハウスダスト、花粉など)に対する免疫の過剰反応や、生まれつきの「皮膚バリア機能の低下」が原因で引き起こされる慢性的な皮膚病です。 犬のアトピー(CAD): 3歳以下で発症することが多く、春から夏にかけて悪化しやすい季節性から始まり、次第に通年性へと変化していく特徴があります。 猫のアトピー(FAS/FASS): 猫ちゃんの場合は「猫アトピー性皮膚症候群」と呼ばれ、皮膚だけでなく呼吸器や消化器の症状を伴うこともあります。 2. 犬と猫の症状・出やすい場所の違い アトピーの症状や赤みが出やすい部位は、ワンちゃん・ネコちゃんで少し異なります。 【犬の主な症状と好発部位】 主な症状: 慢性・再発性の激しい痒み、赤み(紅斑)、ポツポツ(丘疹)。長引くと皮膚が黒ずむ(色素沈着)ことや、ゴワゴワと厚くなる(苔癬化)こともあります。 出やすい場所: お腹、わきの下、肘の内側、指の間、耳、目の周りなど。 【猫の主な症状と好発部位】 主な症状: ブツブツができる(粟粒性皮膚炎)、自分自身で毛を舐め壊してしまう過剰脱毛、顔や首周りを激しく掻く症状など。 出やすい場所: 顔、頭部、首周り、お腹、太ももの内側など。 3. 動物病院での治療方法 アトピーの治療目標は「痒みと炎症を抑え、皮膚バリアを回復させること」です。主な治療には全身投与のお薬と外用薬(塗り薬)があります。 治療のタイプ 目的・特徴 主な選択肢(薬・ケア) お飲み薬・注射 (全身投与) 内側から素早く痒みや炎症をコントロールする アポキル、サイトポイント、ゼンレリア、ステロイド、シクロスポリンなど 外用薬 (塗り薬) 部分的な強い赤みや苔癬化(皮膚が厚くなる状態)に直接作用させる ステロイドローション・軟膏など 二次感染のケア アトピーの皮膚は細菌(ブドウ球菌)やカビ(マラセチア)が増えやすいため、これを抑える 抗菌ペプチド、クロルヘキシジンローション、抗真菌薬など 4. ご家庭でできる!スキンケア&食事管理 お薬での治療と同時に、ご家庭でのスキンケアや食事の見直し(補助療法)を行うことで、お薬の量を減らせたり症状を安定させたりできます。 保湿ケア(ローション・スプレー・入浴) 皮膚バリアを補うため、セラミド配合のスプレーや保湿入浴剤を活用するのが効果的です。特に乾燥しやすい部位を中心に塗り、浸透させましょう。 やさしい洗浄・ワイプの活用 強い洗髪は逆効果になることがあるため、低刺激なシャンプーを使うか、手軽に拭き取れるシート・ワイプ剤を使って清潔を保ちます。 食事の管理 食物アレルギーが関与しているケースもあるため、アレルゲンをカットした特別療法食(加水分解食など)への変更や、オメガ3脂肪酸などの栄養サプリメントの併用も有効です。 まとめ:一歩ずつ無理のないコントロールを アトピー性皮膚炎は「完全にゼロにする」ことだけを目指すのではなく、上手につきあって日常生活の質(QOL)を高めていく病気です。 痒みの程度や皮膚の状態は季節や体調によっても変化します。「最近少し痒そうだな」「薬の減らし方がわからない」など、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。
2026.09.03
2026.8.22 パピー教室
本日のパピー教室 A.コッカーのリルちゃん チワワのチャイちゃん Mixのカルボちゃん チワワの立夏ちゃん ハバニーズのエールちゃん パピー期から始めたい「マット・クレートトレーニング」 マットやクレートに「入る・落ち着く」練習は パピー期から始めておくとお出かけの救世主に! お出かけ先で興奮してしまったときも 「ここにいれば安心」という場所があると落ち着きやすくなります 🏠 お家での来客時 ☕ ドッグカフェ 🏨 ホテルや旅行先 🚗 車でのお出かけ 🏥 病院での待ち時間 など、さまざまな場面で役立ちます 大切なのは、「クレートに入れ!」ではなく、「ここにいると安心・いいことがある」と教えること パピーのうちから、無理なく楽しく練習していきましょう パピー教室では一緒にトレーニングしてくれる パピーちゃんを募集中です!
2026.08.24 パピー教室、診察室トレーニング、社会化トレーニング、子犬の社会化, マットトレーニング,クレートトレーニング,歯磨きの練習,マズルトレーニング











