- 危険なサイン見逃していませんか?
- ※このような場合は、腎臓病に注意!
・水をたくさん飲むようになった
・たくさんオシッコをするようになった
・オシッコのニオイが減った
・便秘がちになった
・被毛がボソボソしてきた
・食欲がなくなってきた
・口臭が気になるようになってきた
・痩せてきた
・歯ぐきが白くなってきた
・良く吐くようになってきた
腎臓のはたらき
- 1
- 尿を作る
血液とともに運ばれてくる老廃物を捨て、薄く多量の原尿(オシッコのもと)を作ります
10kgの犬で、およそ53Lほどの原尿が一日で作られています
- 2
- 赤血球を作らせるホルモンを分泌する
腎臓病が進行するとホルモンの分泌が低下し、貧血になります
- 3
- 血圧を調整する
腎臓病の子は高血圧であることが多いです
- 4
- ビタミンDの活性化をする
腎臓病になると
身体にとって不要な老廃物をろ過できなくなってしまい、嘔吐・食欲不振・便秘・貧血などの症状が現れます。
さらに進行すると、尿毒症という非常に危険な状態になってしまいます。
腎臓病は進んでいく病気です
腎臓は一度障害を受けると、その機能は回復しません。
また、なかなか症状が出にくいという特徴があります。
腎臓病の治療
腎臓病の治療の中心となってくるものは食事療法です。
食事中のリンを制限した食事を与えることによって、平均生存期間が約3倍になった事が証明されました。
簡単な検査をこまめに行いましょう
慢性腎臓病を早期に発見できるのは「尿検査」です。
尿検査では、初期の慢性腎臓病のほかに、肝臓病・下部尿路疾患・糖尿病などを発見することができます。
ご自宅での採尿が難しい、というワンちゃんネコちゃんも簡単にできる採尿の方法などがありますので、お問い合わせください。
葉山一色ペットクリニック